血管内治療と光がん免疫療法が著効した下咽頭癌の一例

血管内治療と光がん免疫療法が著効した下咽頭癌の一例

【症例】

40才女性 2018年2月 左頸部リンパ節腫大あり、K医科大学にて下咽頭癌と診断。米国スローンケタリング病院へセカンドオピニオン受診、NYの代替医療などを経て当院受診。
気道圧排症状などありまずは標準治療をするよう説得、抗がん剤、オプシーボ、IOダインセラピーも併用し急速に改善したが2019年末、次第に治療抵抗性となり余命3ヶ月と診断され再度治療プログラムを相談に来院。

【治療方針】

患部の増大、自壊による諸症状改善のため、血管内治療専門のIGTクリニックを紹介。腫瘍血管への抗がん剤選択的投与、血管塞栓術と並行し、当院ではリポソーム化ICGによる光がん免疫療法を開始。
さらに自壊した組織に対して形成外科によるMohsペースト(*)も併用した。

(*)Mohsペースト:①腫瘍を凝固させ、凝固した部分を切除することにより腫瘍を小さくする。
②腫瘍を凝固させることにより、出血・浸出液や悪臭などの症状を緩和し、QOLを向上させる。

【治療経過】

4か月前より腫瘍成分はほぼ消失、創口も修復されてきている

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