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光抗酸化療法とは

光抗酸化療法MLDS™(Multi-Laser Delivery System)

静脈内、間質内、関節内及び光線力学的レーザー治療のための承認を受けたシステム

特徴

  • 個別にプログラム可能な最大12個のレーザーチャンネル
  • レーザー出力の柔軟な調整(0-100%)
  • 超高出力レーザーにより浸透深度および骨浸透の深さを強化
  • 様々なアップグレードオプションを備えたモジュール式設計(外部レーザーダイオード)

海外の状況

  • 世界30ヶ国において800台以上導入
  • 各国で承認取得済み

医療機器ライセンス

  • ヨーロッパ:CEマーキング
  • カナダ:Health Canada(カナダFDA)
  • アメリカ:US-FDA※外部レーザー治療として。静脈内は適応外使用
  • オーストラリア:TGA※外部レーザー治療として
  • 台湾:台湾-FDA

ドイツ政府とEUの支援による開発

Scientific Partnerships

レーザー療法のメリット・安全性・リスクについて

メリット

  • 副作用のリスクが極めて低い
  • 感染のリスクが極めて低い
  • 痛みに敏感な患者や子供に適用可能
  • 優れた実証済みの臨床効果
  • 簡便な使用方法
  • 60分/回、ダウンタイムなし
  • 異なるレーザーの組み合わせ(異なる深さの浸透と効果)
  • より迅速な医学的効能、より広範なアプリケーション
  • 他の施術と併用可能(点滴療法、酸素療法、NK細胞療法、幹細胞療法など)

安全性・リスクについて

  • 管理された低出力のレーザーを資料するため、副作用は極めて起こりにくい
  • 静脈内レーザー血液照射の重大な副作用に関する報告が確認されていないことを、今日まで全ての臨床データ(数百症例)によって確認
  • ロシアなどの東ヨーロッパ諸国の数千のクリニックにおける、約30年間の膨大な量の使用データからも、今日まで重大な副作用は報告されていない
  • 未承認の国で使用する場合、この新しい療法を患者に詳細に説明し、インフォームドコンセントを行うことが推奨される

適用分野

・糖尿病
・慢性の肝疾患および腎疾患
・脂質異常症
・慢性疼痛症候群
・アレルギー/湿疹
・スポーツにおける能力向上

・多発神経障害
・線維筋痛リウマチ
・高血圧
・耳鳴り
・黄斑変性

・CFS(慢性疲労症候群)
・片頭痛
・めまい
・うつ病
・皮膚の活性化

光について

光線療法の背景

使用例

最大6波長 / 12ヶ所

各波長について

波長の種類

①UV (375nm)ミトコンドリアのATP産生/代謝刺激/幹細胞活性・再生
②BLUE (447nm)抗炎症作用/NO産生向上/テロメラーゼ活性化
③GREEN (532nm)酸素供給増加/ミトコンドリアのATP産生向上
④YELLOW (589nm)デトックス/抗鬱/ミトコンドリア呼吸鎖刺激作用
⑤RED (635nm)免疫応答刺激/自然生体防御力増強/血管弾力向上
⑥IR (810nm)強免疫刺激/増幅処理のため組織深部に作用

各波長の機能

① UV Light(375nm)

免疫システムを強化、全身の体調を改善
  • 体組織への酸素吸収を高める
  • 細菌、真菌、ウイルス、および細菌の増殖を防止
  • 循環を改善し、血小板凝集を減少
  • 血管を拡張して循環を改善
  • 毒素を不活性化・除去する能力を改善
  • コルチゾン様分子、ステロールをビタミンDに活性化
  • 脂肪成分の正常なサイズと動きを回復
病原体の不活化のメカニズム
  • 病原体はUV照射に対してより高い感受性を有する
  • UVの抗菌効果は、有毒な反応性酸素種(ROS)の生産増加と病原体の複製の遅延に起因
  • UV照射は、主に致死効果を促進し、複製を停止させ、病原体の免疫系の分解に対する感受性を高める
  • 病原体の損傷は、免疫系が病原体株に対して極めて特異的な抗体を構築するための抗原の放出を可能にする
  • 細胞内のDNAが損傷し、病原体の結合能力が阻害される

② BLEU Light(447nm)

NO産生向上・アンチエイジング
  • 青色光は、単球中の一酸化窒素(NO)を放出し、血管拡張および内皮機能障害を改善
  • NOは、幹細胞増殖の刺激物質と同様に増殖、免疫、神経調節物質であることが知られており、c-GMP経路における鎮痛、血管拡張および血管新生に重要な役割を担っている
  • NOの産生増加はテロメラーゼを活性化しテロメアの短縮を止める→強力なアンチエイジング
NO産生による様々な効果
  • エネルギー生産量を増やす
  • 重要な器官への血流を増加させる
  • 運動能力と持久力を高める
  • インスリン調節により糖尿病を管理する
  • 糖尿病性合併症を予防する
  • 血圧&悪玉コレステロールを下げる
  • 動脈硬化プラーク形成を解消させる
  • 腎臓の疾患/不全症を治癒させる
  • 性的パフォーマンスを向上させる
  • タバコ使用による損害を相殺する
  • 記憶および認知機能を高める
抗炎症作用

青色光は、炎症性サイトカインおよび様々な寄与因子(NF-kB、CRP、IL2、IL6、TNFa、レプチン、ケモカインなど)を減少させることによって抗炎症作用をもたらす

光線力学療法

ROSの産生による酸化反応により各疾患を治療
光増感剤と併用するとより効果的
-クルクミン;がん治療
-リボフラビン;感染症治療

③ GREEN Light(532nm)

ATP産生の増強・強力な抗炎症性
  • 赤血球の活動や弾力性を改善する
  • 酸素運搬を増加させる
    -酸素親和性の改善
    -ヘモグロビンへの酸素誘引力の増加
    -さらなる酸素連搬能力の向上
  • 乳酸の減少
  • 血液粘度を低下させ、血流を改善する
  • 細胞の修復経路と安定化経路を活性化する
  • 血小板反応性の漸進的な減少や賦活剤に応答する能力を活性化
  • 細胞内外の陽イオンの恒常性を調節するためのNa+/K+ポンプへのプラスの効果

→ 感染・炎症・炎症性疼痛・浮腫・潰瘍・感染性による腫瘍の予防・改善

③ YELLOW Light(589nm)※世界初

デトックス・抗うつ・光線力学療法
  • 解毒効果を有する抗酸化酵素系の改善
  • 強力な抗うつ効果(特にヒペリシンとの併用)および通常の気分におけるプラスの効果
  • 慢性疼痛患者の疼痛緩和
  • セロトニンとビタミンDの代謝向上
    → ライム病、パニック発作、うつ、不安症に応用
  • ホルモン系へのポジティブ効果
  • ヒペリシンの光増感作用
    → ウイルス感染症(帯状疱疹、EBV、ヘルペス) やがんの光線力学療法に応用

⑤ RED Light(635nm)

抗炎症性・創傷改善・ATP合成向上・免疫システム調節
  • 血液レオロジー特性へのプラスの影響
  • 血小板の凝集傾向の減少および赤血球の変形能の改善
  • マクロファージの貪食作用の活性化
  • リンパ球およびB細胞およびT細胞亜集団の増殖の正常化
  • lgG、lgM、IgAの増加に伴う免疫応答の刺激
  • インターフェロン、インターロイキンおよびTNF-aの刺激
  • 組織の低酸素症の改善、線維素溶解の活性化
    様々な代謝経路の活性化、ATP産生の増加、細胞膜電位の正常化を伴う “巨大ミトコンドリア”の発達
  • 鎮痛、鎮痙、鎮静効果
  • 視床下部および辺縁系の機能的活性の刺激を伴う中枢神経構造の微小循環を改善し、適応性のある貯蔵を動員してホルモン、代謝、免疫学的および栄養過程の活性化に導く

⑥ IR Light(810nm)※近赤外線

ミトコンドリア活性化・組織深部に作用

ATP産生の著しい増加に伴う特異的な吸収によりミトコンドリア呼吸鎖の複合体IVを刺激
-誤った座り姿勢でのパソコン作業の疲労回復
-身体的、精神的プレッシャーの対策に効果的
-筋肉の痛みや凝りの解消
-鎮痛、抗炎症・修復効果

全波長の併用効果

各波長の吸収は、細胞内のミトコンドリア呼吸鎖複合体の形成過程に関与

光がん治療

IR700+抗体
【抗体によってがんのみにターゲッティング】
○近赤外線なので体外から照射が可能(15cm程度)
×抗体の種類の限界、生物物製剤で高額

光がん治療(乳がんへの応用例)

  • アミノレブリン酸
    【体内で光感作性物質へと変化】
    ○生体物質で安全性が高い、種々の波長が利用できる
  • リポソーム化ICG
    【リポソーム化でCTCにも応用】
    ○医薬品として認可されている
  • クルクミン
    ○天然成分で安全性が高い

リスク・副作用

点滴の際に、まれに皮下血腫・神経損傷などの合併症が起きることがあります。

料金案内

料金

光抗酸化療法28,000円(税別)/ 回
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