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症例報告
統合腫瘍治療にてより改善が認められた食道がんの症例
手術なし、通院治療のみでより改善が認められたした食道がんステージ2の症例
症例
60歳男性
2019年7月胸部違和感があるため検診を受けた際、上部内視鏡検査にて胸部中部食道がんが発見され精査の結果stage2 (T1-bN0M0)と診断。
○○大学医学部付属病院にて手術を勧められるも保存的治療を希望し、陽子線治療にセカンドオピニオン受診されたが担当医から同部位への陽子線治療はリスクが高いと勧められなかったため当院へ受診となる。
治療はまず患部へP53ウイルスベクターの局所注射を行い放射線治療(66Gy/33回)を併用し、アブスコパル効果を狙いシイタケ菌糸体と水素ガス吸入を併用した。

胸部中部食道がん stage2 (T1-bN0M0)



P53ウイルスベクターを内視鏡的に局所注射
ICGリポソームを用いた光がん免疫療法




マルチレーザーデリバリーシステムを用いて内視鏡的に光がん免疫療法


初発から1年以上経過 再発は認めていない

組織検査にても異常認めず経過良好
