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がん解糖系ブロック:CPL(環状重合乳酸)について

  • がん細胞だけを消滅させ、正常細胞に被害を与えない物質が理想の抗がん剤です。しかしその理想の物質はなかなかないのが現状です。
  • そこでがん細胞の糖の取り込みに注目した治療がこの環状重合乳酸なのです。
  • がん細胞がPET-CTで描出されるのはブドウ糖の取り込みが多いからであり、がん細胞は健常細胞と比較して非常に多くの糖を消費することで知られています。(ワールブルグ効果)
  • CPL(環状重合乳酸)は 環状重合乳酸(環の状態に重なり合った構造の乳酸)
    この環状構造ゆえにCPLは、がん細胞のエネルギー作成を邪魔してがん細胞を自滅(アポトーシス)させていきます。
  • さらにCPL(環状重合乳酸)はマクロファージを活性化させる
    (糖代謝を嫌気性代謝から好気性代謝に改善してミトコンドリア機能を改善します。
    CPLはマクロファージを活性化させ、体内に侵入してきた「がん細胞」攻撃して自滅(アポトーシス)、ウイルス・細菌を攻撃して分解、消化します。

CPL(環状重合乳酸)の抗腫瘍効果

  • 食材はブドウ糖になりブドウ糖から ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを作り活動します。
  • エネルギーを生み出す時に働く酵素を、LDH(乳酸脱水素酵素)といい、LDHが正常に働かないとエネルギーのATPは作り出されません。
  • 悪性細胞はLDH‐Kという、LDHの変形した酵素を持っています。
  • がん細胞は、このLDH‐Kでブドウ糖からATPをつくり出します。
  • CPLは、LDH‐Kと特異的に結合して、酵素の働きを妨害します。
    悪性細胞は、ATPエネルギーの作成が出来ずに自滅していきます。
  • 正常細胞を活性化、ミトコンドリアを活性化させて、がん細胞のアポトーシス(死滅)を誘導します。 

「がん細胞」エネルギーを得る流れ

がん細胞がエネルギーを得るためには【LDH-K】が不可欠です。

食事をとる

[栄養素] が体内へ

[LDH-K] が栄養素を解糖

[がん細胞] がエネルギーを得る

安全性・治療効果

  • 10g/日2年以上、連用した患者様の血液検査でも、異常所見はなく、一般的に安全性が高いと考えられていますが、一部の患者で以下のような副作用が報告されています。
    ・消化器症状(軽度の胃もたれ、下痢)
    ・まれにアレルギー反応
    ・代謝の変化による軽度の倦怠感
  • 重症がん患者様は、より多くの量(20g/日以上)の内服することで、胸水・腹水減少、がん性疼痛の改善、転移の消失などの効果が期待できます。
  • 全身の免疫細胞(特にNK細胞とマクロファージ)を活性化します。
  • 全身の代謝が活性化することで、排尿や排便が増え食欲も増進することがあります。

用法・用量

  • 容量:400g 粉末  水(50ml~80ml) 溶かして内服して下さい。(粉が残らないように良くかき混ぜて下さい)
  • 初期がん(ステージ0~3)抗がん剤との併用
    1日10g (朝食後5g、就寝前5g)
  • 末期がん(ステージ 4)1日20g(朝食後5g、昼食後5g、就寝前10g)
  • 400gパック 66,000円(税込み) 

注意事項

本治療に使用するCPL(環状重合乳酸)は、日本国内で医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医薬品です。
当院を通じて正規ルートで提供しており、国内に同等の承認医薬品はありません。
海外では研究が進められていますが、標準治療として承認されている国はなく、医薬品副作用被害救済制度の対象外 です。

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