アドメテック局所温熱治療の症例 2023.01.26 症例報告 新しいコンセプトの局所組織内加温機器 患部への入熱温度は、50~99℃可変、針1本ごとに温度をコントロール温度と領域の両方の制御が可能。同時4本可、互いの干渉なし。加熱時間は5分~10分可変、繰返し治療が可能、入院不要。数日後に細胞死領域が最大化。免疫賦活。その後、貧食作用等により健常組織が回復。 適応 表在性のがん、肉腫(咽頭がん、乳がん、皮膚がん、平滑筋肉腫など)消化器系のがん(食道がん、胃がん、大腸がんなど)表在性の場合は経皮的に直接針を穿刺し腫瘍を内部から70-90℃まで加熱し熱変性させて縮小を狙います。消化器系の場合は内視鏡的に患部へ到達し内視鏡用の針で腫瘍へ直接穿刺し加熱変性させていく手法を行います。詳しくは症例をご覧ください。 症例 87歳女性食道胃接合部がん ステージⅡA N1 M0R4年1月に上記診断。全身状態は良好で認知症もなく日常生活は問題なく可能だがのどの使え感がある状態で来院。年齢もあり抗がん剤や手術などの積極的な標準治療はできないと判断され治療相談に来院。同年3月からICG光がん免疫療法を行うも一部消退、一部増悪など繰り返しPDと判断、7月からTS1の半量投与と8月末からアドメテック温熱治療器を用いて内視鏡的に施術開始。 来院時 22年3月 治療後 22年10月 治療終了後 1か月後 再発認めず 戻 る Tweet Share 症例報告 手術なし、通院治療のみで消失した食道がんステージ2の症例前の記事