医院継承のご挨拶

このたび、30年以上この地で皆様に支えられながら開業していた父に代わり「よろずクリニック」として医業を継承することとなりました萬憲彰と申します。
幼少のころより父の背中を見ながら育ち、将来自分が家業を継ぐことを考えて今まで医療を学んで参りました。大学病院や総合病院で勤務医として働きながら地域の皆様に一人の医師として開業医としてどのように貢献できるのか考えた末に、自分の目指す医療が見えてきました。

当医院のご紹介

当院は地域のかかりつけ医としての役割、一般外来、人間ドック、各種検診、上下部内視鏡検査、大腸ポリープ切除、予防接種(新型コロナワクチンは含まず)訪問診療など行う医療機関であるとともに、先進医療として大学での治験が行われた理化学研究所開発のNKT細胞標的治療や大阪大学で開発された樹状細胞療法などの免疫療法も行っております。
それゆえ来院される方は地元の方から全国、海外の患者様まで多岐にわたります。
当初は自費診療に対する他の医療機関からの偏見もありましたが、標準治療を否定することなく難病で困っている患者様がどんな方法でもよくなることを第一に考え10年以上真摯に取り組んでまいり、おかげさまで大学との共同研究が実現したり、総合病院の医師だけでなくがんセンターの医師から当院を紹介いただいたりすることも少なくありません。
これからも「困った」を「きて良かった」と言っていただけるよう精進してまいります。お気づきの点は遠慮なく言っていただきスタッフ一同情報を共有し改善に努めるようにいたしますので何卒よろしくお願いいたします。

一期一会

自分が関わることのできた患者さまの健康をどうすればより良いサポートができるのか。
まず日本人の死因で最も多い癌の早期発見が大切です。特に胃、大腸、肺、肝臓、膵臓など内臓からの癌による死亡が大多数を占めています。
そして生活習慣病からくる脳や心臓の血管障害。これらは日々の血圧、血糖値、コレステロール管理等が非常に重要です。
これらを重点的にかつ総合的に診療できる科は何かと考え、自分は消化器内科を選びました。
内視鏡による胃、大腸癌の早期発見、エコーによる肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓など重要臓器の検索、そして採血等から患者さまの健康状態をしっかり把握し、その状態にあった適切な治療とアドバイスを提供いたします。 この度クリニックを継承するにあたり目指したのは今まで自分が診療をしてきた総合病院の一般外来クラスの検査、診療をなんとか自分のクリニックでもできないかというところでした。
そのためにまず内視鏡では高解像度の解像度を誇る機器を導入し(自分が勤務してきた総合病院と同じ機種)咽頭反射の起きにくい経鼻内視鏡も導入しています。
エコーも同様にコストより性能重視の高解像度機種を導入しています。
採血機器もすべて一新し、来院された患者さまがその診察時に採血結果をすべて聞いて帰れるよう配慮しています。
お気づきの点は遠慮なく言っていただきスタッフ一同情報を共有し改善に努めるようにいたしますので何卒よろしくお願いいたします。

院長 萬 憲彰 (ヨロズ ケンショウ)

経歴

平成15年 産業医科大学 医学部 卒業
平成15年 鳥取大学医学部付属病院 第二内科入局(血液内科、腎臓内科、消化器内科など研修)
平成16年~平成20年 済生会江津総合病院勤務 消化器内科
平成20年~平成23年 十字会野島病院 消化器科医長
平成23年10月~平成30年8月 よろずクリニック院長
平成30年9月~ 医療法人医新会よろずクリニック 理事長

日本先制臨床医学会 理事 (統合腫瘍治療研究部会 部会長)
国際水素医科学研究会 副理事長
日本老化制御医学会 理事
日本プロテオ検査研究会 代表理事
日本抗腫瘍ハーブ研究会 代表理事
腸内フローラ移植臨床研究会 理事
特定非営利法人MCW経営サポートセンター 副理事長
ステートアート(株) 医学顧問
株式会社バーナム 顧問医師
日本先端医療財団 顧問医師

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本内視鏡学会
  • 先進統合医療部門登録医(癌免疫療法)
  • エピジェネティック療法研究会
  • 日本統合医療学会
  • 日本フェロトーシス臨床研究会
  • 日本先制臨床医学会
  • 遺伝子治療研究会

診療方針

「自分の家族に接するように患者さんに接する」が当院のモットーです。
院長があまりにフレンドリーなため、よく初診の方にも初めての気がしないとお褒めの言葉をいただきます。
患者さんにリラックスして診察に臨んでいただけるよう、スタッフ一同、笑顔を絶やさないことをこころがけております。
診療や治療でわからないことや不安に感じることがございましたら、遠慮なくスタッフにお尋ねください。