どの免疫療法も同じだとおもっていませんか?

ひとえに免疫療法といっても実はその培養法、テクニック、効果は全く異なります。当院では様々な免疫療法を取り扱い可能で、その中の一つとして株式会社同仁がん免疫研究所の「6種複合免疫療法」を取り扱っております。この免疫療法は、ほかの免疫療法に比べて培養法に特許を取得されていること、1種~2種の免疫細胞の培養にとどまらず、6種類もの免疫細胞の培養を実現していること、臨床的な検証も常に行われていることなどが特徴です。がんの免疫療法でお悩みの際はご相談ください。

6種複合免疫療法の特徴

独自の技術で開発した2種類の免疫療法、【6種複合免疫療法「BASIC」】【6種複合免疫療法「CSC」】があります。6種複合免疫療法の「6種」とは、①キラーT細胞、②NK細胞、③NKT細胞、④γδT細胞、⑤樹状細胞、⑥ヘルパーT細胞の6種類の免疫細胞のことです。『6種複合免疫療法』は、これら6種類の免疫細胞を用いた免疫療法です。6種類の免疫細胞が一丸となってチームプレイで働くのでよりよい治療効果を得ています。

どの免疫療法も副作用の少ない治療法であり、抗がん剤療法・放射線治療に比べて患者様の精神的・肉体的苦痛がありません。また、通院で治療ができるので、患者様のクオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)の向上や行動範囲の拡大につながります。

治療開始までの流れ

当院は、株式会社同仁がん免疫研究所と共同して『6種複合免疫療法』によるがんの治療を外来で行っております。当院で治療の説明を行った後、採血を行います。その3週間後に6種複合免疫細胞の点滴投与治療を行います。


1)初診予約

  • 当院へ初診のご予約のお電話

2)ご来院

  • 初診を予約された日時に当院へお越しください。

3)治療のご説明

  • ①「6種複合免疫療法BASIC」「6種複合免疫療法CSC」 治療費用、治療スケジュールについてのご説明を致します。
    治療を行う場合は、その場で免疫細胞の培養のための採血を行います。

治療実績

株式会社同仁がん免疫研究所にて1クール6回の治療を受けたがん患者様の中で、1クール終了後にCT, MRI, PET-CTなどでがん病変の測定が可能、かつ治療前後で患者様の追跡調査が可能だった直近の235名の有効率は以下の通りです(2020年4月現在)。

A判定: 腫瘍が消失した。腫瘍マーカーが下がった。再発の兆しが無い状態。
B判定: 腫瘍の大きさ、転移の状況も不変。腫瘍マーカーが下降あるいは横ばいの状態。
生活の質が改善された状態。がんとの共存。
C判定: 治療に関わらず腫瘍が少しずつ増大し、腫瘍マーカーも少しずつ上昇しているが、緩やかな進行と思われる状態。延命効果。
D判定: 治療に関係なく進行した状態。

A判定:完全・部分寛解39%+B判定:長期不変39%
(治療有効率:治療効果判定の国際的基準であるRECISTガイドラインに準拠)

*直近235名のうち・・・
・免疫療法単独で治療した患者様(88名):A判定・B判定(長期不変)が67名(76%)
・抗がん剤を併用した患者様(147名):A判定・B判定(長期不変)が116名(79%)

235名のうち183名(78%)が治療有効(完全・部分寛解39%+長期不変39%)と評価できました。

A判定 完全(CR)・部分寛解 91名
B判定 長期不変(Long SD) 92名
C判定 延命効果(SD) 24名
D判定  (無効) 28名

病期と判定

直近235例の効果測定結果の病期(ステージ)別内訳
※直近235例の86%はステージⅢb以降

 ⅢaⅢb-c
A51121756
B2832455
C010419
D100126
合計820546156
 3%9%2%20%66%


ステージⅠ: 腫瘍が小さく、隣接する組織に広がっていないがん。早期がんと判断。
ステージⅡ: 比較的腫瘍が小さく、広がりも周囲のリンパ節や隣接する組織までにとどまっている状態。
ステージⅢ: 腫瘍が比較的大きく、隣接する臓器にまで広がっている進行がん。
ステージⅣ: 腫瘍が離れた他の臓器にまで転移している状態(遠隔転移あり)。

6種複合免疫療法の臓器別有効率

 

治療の流れ

投与方法
100mlの生理食塩水の入った点滴治療用バッグ(5種類の免疫細胞浮遊液)に輸血セットを連結して静脈内に点滴します。
投与時間は20~30分です。
副作用
患者様によっては一過性の軽度の発熱(37~38℃)がみられることがあります。本療法は患者様ご自身の免疫細胞を使用するので、副作用はほとんどありません。
注意点
細胞の投与前に体調に異常や発熱などがある場合は、担当の医師に伝えて治療の有無についての指示を受けて下さい。
本療法を受けるときに用意するもの
・医師の診療情報提供書、血液検査、画像診断データ(CT,MRI,PET-CT)など。
ご用意できない場合でも対応致しますので、当院にお問合せください。
・治療に同意される方は同意書に印鑑が必要です。自筆サインの場合、印鑑は必要ありません。
治療スケジュール
・初回採血(60ml)から3週間後、点滴による1回目の治療を開始します。
・2回目以降は2週間ごとに採血と点滴を行い、外来で計6回の点滴治療 (20~30分)を実施します。
・採血 (30ml)は、点滴の前に行います。
・治療期間は、1クール(6回治療) 約3~4ヶ月です。
・治療間隔の変更
※治療スケジュールについては、担当医とご相談ください。
細胞の培養から治療までの流れ
本治療は独自の培養液と特殊な方法を用いてNKT細胞・NK細胞・ガンマ・デルタT細胞・キラーT細胞・樹状細胞・ヘルパーT細胞の6種類の細胞を同時に活性化し、細胞の数も最終的に「20~50億個」に増やして患者様の体に戻します。培養した6種類の細胞を患者様の体に戻すことで、今までよりも高い治療効果を発揮しています(有効率78%以上、6種複合免疫療法データ)。

料金表

★6種複合免疫療法「BASIC」

初期培養費(1クールごと初回のみ)¥16,500
治療費(1治療分)¥275,000(税込)
6回投与(1クール)¥1,650,000(税込)

※1投与(¥275,000)ごとのお支払いです。
※その他、初診料や検査費がかかります。

★6種複合免疫療法「CSC」

初期培養費(1クールごと初回のみ)¥16,500
治療費(1治療分)¥324,500(税込)
6回投与(1クール)¥1,947,000(税込)

※1投与(¥324,500)ごとのお支払いです。
※その他、初診料や検査費がかかります。