① 下剤などの前処置 これはある程度頑張って飲んでいただくしかありませんが最近は味の改良や錠剤のタイプなどの改良でずいぶんと飲みやすくなっています。 ② 内視鏡挿入時の苦痛 これはもっとも内視鏡医の腕が出るところです。事前の問診で腹部の手術歴の有無、癒着がないか、便秘傾向かどうか、以前大腸憩室などがなかったか、などお聞きしその情報をもとに前処置、挿入の方法などを変えていきます。 ③ 検査後の腹痛 これは内視鏡挿入時の操作、それから送気する空気の量に左右されます。極力丁寧な内視鏡操作と挿入時になるべく空気を入れず、そして観察時に必要最低限の空気で行い最後は送気した空気吸ってから終了することでかなり軽減できます。 これらの注意を気を付けることで患者様にびっくりしていただけるような楽な検査が可能となります。