鳥取県鳥取市美萩野の内科・消化器科よろずクリニック(最新のがん治療や美容・アンチエイジングまで対応)

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癌と診断された方へ院長からのメッセージ

よろずクリニック|地域の皆様に安心の医療を提供し、病気の早期発見を目指します。

癌と診断された方へ

~院長からのメッセージ~

 当院では主に癌の早期発見を目指した先進的検査、通常のがん検診、人間ドックなどを行うとともに、癌を発見して患者さんを総合病院へ紹介する通常の保険診療を行っております。
その数は年間で平均20名以上(癌と新規に診断)となっており、個人のクリニックレベルではまずまず多い方だと思います。
癌治療相談では主にステージⅢ以降の進行癌の治療や術後再発の予防相談などがメインとなっており、遠方の方は神奈川県や宮城県、中国近畿地方では広島県、岡山県、島根県、兵庫県などから来院され診させていただいております。
免疫療法ではH28年にBSで放映された倉持式免疫療法の特集番組で提携医療機関の代表として選ばれ取材されました。またジェネピック療法では全国で最多の症例数があり臨床研究へ貢献しております。(日本先端医療臨床応用学会ジェネピック部会長)
これらの癌治療は統合医療やがん代替療法と呼ばれますが、国民皆保険の日本においては認知度が低く特に保険診療しか行っていない医師、医療機関からは否定的な扱いを受けることが往々にあります。
小生も総合病院勤務の時はがん代替療法を希望する患者さまへお金の無駄とか保険適応外の治療はエビデンスがないので効果無いだろうと言って否定的意見を述べておりました。
しかし、本格的に代替療法を行っている現在、完全に考えを改めました。
まず、抗がん剤の効果ですが日本で、抗がん剤が医薬品として認可されるためには、臨床試験で、奏効率が2割でよく、その際、治癒効果、延命効果などは考慮されません。
奏効率が2割とは、2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが半分以下になればよいということです。つまり、8割の患者に無効でも、4週間だけの効果でもよいということです。
もし手術、抗がん剤、放射線治療の三大療法で癌が治るならば、癌の代替療法は必要ありません。当院へ相談に来られたステージⅠ~Ⅱくらいの方へは標準治療で十分であることを説明し希望されても治療は原則行いません。
この20年間でステージⅠ~Ⅲまでの癌の5年生存率は軒並み25%程度上昇しています。
しかしステージⅣの5年生存率は一桁のままであり三大治療だけでは癌が治らないことをはっきりと表しています。
そこでさまざまながん代替療法が存在しますが、中には全く効果も根拠もない治療があふれているのは否めません。担癌患者(癌を患っている患者)やその家族は藁にもすがる思いでなにかいい治療は無いかとネット、口コミを駆使して探し回ります。
そこに付け込んでそのような方々から金銭を巻き上げようとする人がいるのも不思議ではありません。
癌代替療法を行っている医師は保険診療のみを行っている医師からそのような目で見られることは高額な治療が多いゆえに多々あると感じます。
小生も同様に、癌治療を始めた際、いつかそのような誹謗中傷を受けるであろうことは十分に想定していましたし、「そう言われるようになったら認知度としては一人前」と思っていました。(実際には非常に悲しいのと悔しいのとで複雑な心境ですが)
そういった想いもあり、このメッセージを書いておりますが、一番重要な伝えたいことは、がん診療において特に最大限の誠意をもってあたるようにしている、ということです。

進行癌の治療はまず半年が勝負だと思っています。どのような癌治療でもいえることですがあまりにも悪い状態(悪液質)になってしまうと効果を期待される前に投薬できなくなったり食事がとれなくなり治療を本格的に行う前に亡くなられてしまうことが多々あります。
やはりなるべくならこのような状態になる前に何かしらの治療を取り入れたいところです。基本は食事が自分でとれる、歩けるが大前提です。
そして癌代替療法はお金がかかります。これはどうしても否めません。抗がん剤でも保険適応外で使用する場合免疫療法どころではない金額になります。
最近話題のPD-1抗体阻害薬(オプシーボ、ヤーボイ)などは通常量を保険外で使用した場合年間1500万円以上かかります。
当院でもオプシーボなどの免疫チェックポイント阻害薬は入手可能ですが費用対効果と副作用の重篤性を考えるとおすすめできません。
H28年11月現在、小生がおすすめする癌代替療法は以下になります。

  1. 食事療法

皆様ご存じPET-CTですが、この検査のポイントは癌細胞が正常細胞にくらべて特にブドウ糖を迅速に大量に取り込む性質があることを利用した検査です。
癌細胞にはATPというエネルギーを作り出す解糖系のメカニズムが一つしかなく、ミトコンドリアがうまく機能していないためこういったエネルギーを大量に必要とすることがわかっています。そのため簡単に吸収される精製された糖分や炭水化物が癌の栄養となりうることがわかります。癌患者さんへの食事療法はまずこういった基礎知識をご理解いただき、食事療法から始めるようにしています。食事療法をベースとすることで抗がん剤の効果が上がったり癌代替療法での効果を上げることができます。反対にジュースやアイスクリームのような糖分を多量に摂取されている患者さんは治療効果が出にくいだけでなく悪化を促進する傾向が見られます。

  1. 水素吸入療法

最近巷で言われている水素ですが、当院がお勧めするのは水素水ではなく水素吸引です。水素の吸引に関しては慶応大学が救急で心肺停止の患者へ吸入させることで脳へのダメージを軽減し社会復帰させるための臨床試験を行ったことで有名です。
また2016年12月には日本先端医療臨床応用学会理事長の赤木純児先生による水素吸入による癌への臨床的治療効果の論文が出されました。簡単にご紹介しますと、水素ガスの吸入にて癌による免疫機能低下状態の患者が有意に免疫機能の改善をきたしPD(癌が悪化している状態)からPR(癌が縮小している状態)へ改善した、ということが証明されました。(詳しくはホームページ内の水素吸入療法の項目参照)
水素には悪玉活性酸素であるヒドロキシルラジカルを選択的に除去するので抗がん剤の副作用を減らしたり慢性疲労状態を改善させる効果もあります。

まずは食事療法にて癌を飢餓状態にして弱らせ、水素吸入にて免疫機能を健常な状態へ復活さていく。これが基本の治療体勢づくりだと考えています。
どのようないい治療を選択しても体の状態が整っていないと効果は期待できないでしょう。

それでは積極的治療についてお話します。

免疫系治療

倉持式複合免疫療法
詳細はこちらをご参照いただくとして、NK細胞を増やす免疫療法はたくさんありますが、免疫はチームです。癌を敵として認識させる樹状細胞や直接攻撃するNK、NKT細胞など多種の細胞によって免疫機能は保たれています。これらをすべて培養し投与できる免疫療法の代表格は倉持先生による培養技術です。当院では様々な免疫療法を取り扱うことができる再生医療等提供機関ですが、同額の料金を支払って行える培養型免疫療法では倉持式が最も優れていると考え患者さんにおすすめしています。

倉持式

自家がんワクチン療法
こちらは手術をされた後の再発、または再発抑制を対象とした治療法です。免疫治療の中では最もエビデンスがある治療だと思います。理化学研究所からの技術を筑波大のベンチャー企業であるセルメディシンが確立し、自らのがんを免疫賦活剤と混ぜ合わせることでその患者専用のがんワクチンを生成します。これにより特異性の高いがん治療が可能となり、ワクチン投与により一生涯にわたりそのがんを抗原として認識したNKT細胞などが攻撃を行います。肝臓がんの再発抑制にはエビデンスレベル2(保険適応がレベル1、レベル6まで)という結果を出しています。
ここで余談ですが、このエビデンスとは臨床レベルでの科学的根拠といい、エビデンスピラミッドに従って評価されます。
よく医師が「保険に通ってないからエビデンスがない。だからインチキだ」と患者に言われますが、このエビデンスとはレベル1のことです。ではレベル1以外は治療として無効なのか?
これは非常に重要な内容ですが、小生はそうは思いません。
エビデンスレベル1を取るには数百億円の予算がいるといわれています。よってこれを通常のベンチャー企業や個人の研究所がとることは不可能に近いのです。
簡単に言えば、日本における保険診療はエビデンスレベル1=巨大製薬メーカーしか取れないレベルとなります。


それではその保険診療内の抗がん剤や放射線療法で末期がんの方がよくなるでしょうか?
それは先にも述べた抗がん剤に限界があることを読んでいただければわかると思います。
当院にはそういった(エビデンスレベル1)の治療でも太刀打ちできない患者さんがたくさん来られますのでいままでいろいろな治療法を学び実践してきました。
その中から今現在最も患者さんにおすすめできる治療を選択し提案しています。
その突き詰めた形がH29年4月に発足する日本先端医療臨床応用学会です。この学会の主旨は保険診療では治せない難病を国内外の有効な治療法を臨床研究し本当に効果のある治療を見極めて患者さんに迅速に提供することにあります。
余談が長くなりましたが、保険に通らない=効かないではないことをまずはご理解ください。

話は戻りますが、自家がんワクチンは術後の組織が2g以上(ホルマリン固定でも可)確保できる患者さんには最もおすすめの治療法で、一回の治療で永続的に癌細胞を攻撃できるということも費用対効果が優れています。

このほか、ジェネピック療法(FDAで前立腺がんへの有効性が証明、臨床試験では乳がんステージⅣの患者を完全緩解させた)治療やがん抑制遺伝子を修復してがんをアポトーシスさせる遺伝子治療など患者さんにあわせた治療を一つの治療に固執することなくご提案します。これはもう一つ重要なことで、免疫療法のみ、とか遺伝子治療のみ、とか取り扱う治療を限定してしまうとそれ以外の治療法には目を向けなくなったり、癌種や患者さんの状態によって使い分けられないので結果、視野の狭い治療法となり患者さんに不利益をきたしてしまうからです。先に述べたようにがん患者さんは時間も予算も限られていますので通院レベル、全身状態、予算などによって最も患者さんにあった治療法を選択するのは非常に重要だと考えます。

今後はEPR効果をつかったP-THP(ポリマーピラルビシン);副作用のでない抗がん剤で開発の前田教授はノーベル賞候補、の治療など取り扱えるように動いております。

がん治療は1+1=2ではなく、3や4になったりします。標準治療と組み合わせることやいろいろな治療を併用することで予後を変えることができます。予想を上回る回復をされる患者さんにいつも力をいただきます。しかしどんな病気も治せるわけではありません。治療の甲斐なく亡くなられる方も少なくありません。しかし、当院を信じて来院してくださった患者様やご家族様へ今、日本で行える最も良い治療を提供できるように日々取り組んでいます。まずは標準治療での生存率曲線から外れて寿命を延ばすことができるようにしましょう。
お困りの際はお気軽にご相談ください。          


※膵臓がん術後で肝臓に再発、保険外診療のみで完全緩解された方の症例を提示します。

よろずクリニック 院長  萬 憲彰

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